「暗号資産は買うのではなく稼ごう」 Superteamのモットーを実現したメンバーに8.18 Super Tokyoで会おう

Superteamのモットーは、「暗号資産は買うのではなく稼ごう」だ。言うのは簡単だが、実行するのは難しいと思うかもしれない。しかし、立ち上げから2ヵ月程しか経っていない日本のSuperteamにおいても、このモットーを実現したメンバーは、実は数多く存在する。
今回は、「暗号資産は買うのではなく稼ごう」を実現する4名のメンバーを紹介したい。

Superteam Japanの申し子:AJ氏

Superteamとは、一言で言うとSolanaのタレント集団だ。開発やリサーチ、デザイン、コンテンツ、イベント企画など様々なスキルセットを持ったタレントが在籍しており、Superteamの役割は彼らの発掘・教育・維持をすることだ。AJ氏は、Superteamの仲間入りをして2ヵ月足らずでSuperteam Japanにとって、なくてはならないメンバーになった。

AJ氏がSuperteamに入ったきっかけは、Earn(アーン)という仕組みだ。スポンサーと呼ばれる企業やプロジェクトが暗号資産(USDCが多い)の報酬を対価として仕事をしてくれる人を募集し、日本のSolanaのタレントたちが応募する。それまで日本のSolanaコミュニティに関わりがなかったAJ氏は、Superteam Japanの誕生直後、彗星の如く現れた。SuperteamのEarnが発掘したタレントであるAJ氏は、Superteam Japanのロールモデルだ。

Solana有名プロジェクトに在籍する日本人:Sushie氏

Sushie氏は、Superteam JapanのメンバーでありながらJitoというSolanaの著名ステーキングプロトコルのCommunity Leadを勤めている。この仕事を見つけたきっかけは、Superteam Japanだった。

Solanaのグローバルのエコシステムには、日本市場への進出に興味があるプロジェクトは数多く存在する。そんな彼らが日本のSolanaのタレントの集合体であるSuperteam Japanに「誰か良い人がいないか?」と相談に来るのは自然な流れだ。

そのような場合、Superteam Japanは、MemberとContributorという過去に何らかの貢献をしていただいた人を紹介する。Superteam Japanの前身であるSolana Japanで1年ほど活動をしてきたSusihe氏は、Jitoが求める理想な人物だった。

Solana Japanが誇るRustエンジニア:Kinzal氏

Kinzal氏は、都内の大手IT企業に勤めるシニアエンジニアだ。Superteam Japanでは、Solanaの開発言語であるRustの勉強会を開催するなど、日本のSolanaエンジニア層の底上げに尽力している。

先日、Kinzal氏は、Superteamのグラント(助成金)である「インスタグラント」を日本で初めて獲得。120ページ以上の「Solana Builders Handbook エスクロー入門」を日本語で書いた。インスタグラントは、最大1万USDC(約150万円)の助成金が72時間という短い時間で出るプログラムだ。
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Kinzal氏によると、エスクロー開発にはAccount、Program、PDA、CPI、Token ProgramなどSolanaの開発に必要な概念が全て登場し、シンプルで初心者向きながらブロックチェーンらしさを学べ、初心者がはじめてSolana上で動作するアプリケーションを作るとしても数日あれば作れる規模感だという。

エスクロー開発とは、ソフトウェアやアプリケーションの開発プロセスにおいて、エスクロー(第三者預託)を活用する手法を指す。この手法は、特に取引やプロジェクトにおける信頼性とセキュリティを高めるために利用される。

エスクロー開発の具体的なポイントは以下の通り。

  • ソースコードのエスクロー
    ソフトウェア開発プロジェクトにおいて、開発者が開発したソースコードを第三者機関に預託することです。これにより、特定の条件(例えば、開発会社の倒産や契約違反など)が発生した場合に、顧客がソースコードを入手できるようになります。
  • 支払いのエスクロー
    プロジェクトの進行に伴って支払いが分割される場合、支払いをエスクロー口座に預けることで、双方の信頼性を確保します。開発が進捗し、一定のマイルストーンが達成されると、エスクロー口座から開発者に支払いが行われます。
  • リリースのエスクロー
    新しいバージョンのソフトウェアリリース前に、そのリリースをエスクローに預け、リリース条件が満たされた場合にのみリリースを行うことができます。これにより、品質や契約条件の遵守を保証します。
  • 知的財産の保護
    エスクローを通じて、知的財産(IP)の保護を強化します。例えば、特許技術や機密情報をエスクローに預けることで、不正使用を防ぎ、適切な条件下でのみ利用されるようにします。

エスクロー開発は、信頼関係の構築やリスク管理の手段として非常に有効であり、特に大規模プロジェクトや複雑な契約において重要な役割を果たす。「Solana Builders Handbook エスクロー入門」は、まさにSolana開発の入門書としてふさわしい読み物になっているの、一読いただきたい。

異色経歴のWeb3エンジニア Yuki氏

文系出身で公務員からエンジニアになったという異色の経歴を持つYuki氏は、Solanaだけに限らずWeb3業界の学生やエンジニア層から大きな支持を得ている。Superteam Japanでも精力的に活動をしていて、これまでにEarnやグラントを使って「Solana合宿」や「ミニハッカソン」を開催してきた。

Superteamの目標の一つは、年に2回行われるSolanaのグローバルハッカソンで日本チームを入賞させることだ。Superteamは、Solanaの開発者や起業家を養成するためにSolana 合宿やミニハッカソンの開催を促進している。

Yuki氏は、エンジニアの知識はもちろん持ち前の集客力と運営力で次々と開発者向けのイベントを開催しており、日本語で書かれた開発者向けのブログや動画も精力的に作成している。

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